この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

【まるで別世界】 渋谷・名曲喫茶「ライオン」に行ってきた

 

<記事要約>

 

  • お店には「百軒店通り」から行くべし
  • 落ち着いてクラシックを聴きたい方向け。友達とお喋りする為にはNG
  • 店内はレトロで、伝統ある喫茶店が好きな方には一押し。

 

 

今回は、渋谷にある名曲喫茶「ライオン」に行ってきました。

 

f:id:zayyaaung:20161224153632p:plain

お店入口。渋谷の喧騒からは想像も出来ないような、シックなたたずまい。 

 

 

 

名曲喫茶って何?」と思われる方もいると思います。wikiによると、

 

名曲喫茶(めいきょくきっさ)とは、普通の喫茶店カフェとは異なりクラシック音楽を音響装置によって客に提供する場所である。

 

とのことです。要するにクラシック音楽を楽しむ喫茶店で、音響設備にかなり拘っているお店が多い みたいです。今回行った「ライオン」にも、見たこともない様な大きさのスピーカーが置いてありました。

 

 

お店の場所ですが、渋谷のラブホ街の近くにあり、一人でラブホの前を行ったり来たりしながらやっと辿り着きました。

 

f:id:zayyaaung:20161224155045p:plain

 

↑グーグルマップで見るとこんな感じ。少し入り組んだ所にあるのが分かるかと思います。

 

ラブホ街のみならず、この近くには「クラブ通り」という、夜になるとパリピで溢れる通りもあるそうです。イケイケの兄ちゃんが中年カップルに力説しているのを耳にしました。

 

 そんな立地にある名曲喫茶ライオンですが、「百軒店通り」から行くと、上記の様な欲望に満ちた通りを歩かずに目的地に到達する事が出来ます。初デートで利用しようとしている方は、是非覚えておくと良いでしょう。

 

f:id:zayyaaung:20161224161107p:plain

 

皆知ってる「109」の左側の道を直進し…

 

 

f:id:zayyaaung:20161224161147p:plain

 

右手にある「ユニクロ」を通り過ぎます。

 

 

f:id:zayyaaung:20161224161151p:plain

 

ユニクロから一分ぐらい歩くと、右手側にあります。「しぶや百軒店」の看板が目印。

この通りを、一回も曲がらず直進すること僅か1分で…

 

 

f:id:zayyaaung:20161224161157p:plain

 

 ライオンの看板が左手に見えます。

この行き方が最も簡単で、怪しげな道を通らずにすみます。

女性が一人でふらっと立ち寄る場合にもGOOD。

 

 

さて、この名曲喫茶ライオンですが、お店のHPにも記載してある通り、幾つかの「ルール」があります。以下HPより。

 

1.携帯電話はマナーモードでお願い致します。電話は店外でお話し下さい。
2.写真、ビデオ撮影は全て禁止致しております。
3,大声でのお話はご遠慮ください。
4.食べ物のお持ち込みは禁止とさせて頂きます。

 

 

注目すべきは、「写真撮影禁止」と、「私語厳禁」なところです。

友達と行って、いつものノリでインスタ用に提供されたコーヒーや、店内の写真を撮ってはいけないのです。午後の昼下がり、友達と恋愛話や上司の愚痴などを喧々と語り合うこともNG。普通のカフェや喫茶店に慣れた人には、ややびっくりするかもしれません。

 

 

かくいう僕も、実際にお店に行って面食らったのが、お店のドアを開けて中に入っても、ホールの女性が全く接客をしに来なかったことです。

 

普通のカフェであったら、「いらっしゃいませー。お客様1名様でよろしいですか。禁煙席と喫煙席がございますがどちらが宜しいですか。」などと聞いてきますよね。このお店はそういった接客は一切なく、お店に入ったら好きな場所に粛々と座るスタイルでした。(ちなみに全席喫煙OKです)

 

それもそのはず、このお店は純粋にクラシックを楽しむお店なので、下手に接客しようものなら、クラシックを味わっている他のお客さんに迷惑を掛ける事になります。このお店では、私語どころか、極力物音を立てないところにも、価値を見出している様でした。

 

店内は薄暗く、天井が広いスペースになっています。4人掛けの、年期の入ったテーブルが並べられており、各テーブルの側にはダルマストーブが置いてありました。

f:id:zayyaaung:20161224163531p:plain

参考:ダルマストーブ

 

優しい赤外線の色と、体がじわじわと温まる心地よい中、落ち着いてクラシックを聴けました。

 

 

とにかく大きくて立派なスピーカーから、レコードのアナログな音が店中に響き渡る。低音がしっかりと出ていて、家のステレオで聴いたのでは絶対に味わえない音の厚みを感じる事ができます。

 

 

このお店では、15時と19時にコンサートを催しており、それ以外の時間帯では、曲のリクエストをする事が出来るそうです。

 

デートで行って、自分の好きな曲をリクエストして恋人とゆっくり聴く、なんて、

最高にロマンチックじゃないですか。そこに即物的な写真や言葉は要らないのです。

 

僕はお昼過ぎに赴いたのですが、お店の中にはサラリーマンがPCでカタカタと作業をしていたり、40代ぐらいの男性がコーヒーを飲みながらリラックスしていたり、20代の男性が緊張した面持ちでクラシックに聴き入っていたり、20代のヨーロッパ系の旅行客2人組が、店内を物珍しそうに眺めながら、時を過ごしていました。

 

 

一歩お店を出れば、そこは日本の若者文化発信地、渋谷。

このお店は、昭和元年からひっそりと、渋谷の歴史を見てきた伝統のある名曲喫茶

 

 

僕自身、クラシックには全然詳しくないのですが、それでも十二分に満足出来ました。

クラシックが好きな方、レトロ喫茶が好きな方、渋谷でゆったりと時を過ごしたい方、

普段とは違うデートをしたい方などは、是非この名曲喫茶ライオンをお勧めします(^^)

 

 

名曲喫茶ライオン

11:00-22:30

年中無休

 

 

 

ゼヤ