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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

「行為功利主義」と「規則功利主義」について

 

宮台真司著「14歳からの社会学」を、今日から読み始めた。

14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に (ちくま文庫)

 

その中で、個人的に覚えておきたい概念があったので、ここに記しておく。

即ち、「行為功利主義」と「規則功利主義」の2つである。

 

学問の世界には「行為功利主義」と「規則功利主義」という言葉がある。「どんな『行為』をすれば、人が幸せになる(=功利)か」と考えるのが「行為功利主義」。「どんな『規則』が、人々を幸せにするか」と考えるのが、「規則功利主義」。(P47) 

 

本では、「みんなが幸せになるにはルールなんて適当に破られてもいい」というのが行為功利主義で、「そんないい加減なルールとちゃんとしたルールとを比べて、どっちがみんなを幸せにするのかを調べずに、そんなことをいっちゃダメ」というのが「規則功利主義」であると続く。

 

この概念は、学校現場でも往々にして目撃される事態である。

例えば、Aという居酒屋と、Bという居酒屋がある。校則としては、「居酒屋でのアルバイトは禁止」としてあるが、昔からAの居酒屋では、アルバイトをすることが「黙認」されていた。それどころか、Aという居酒屋は、学校ではヤンチャばかりしている生徒をバイトとして迎えて、社会との接点を与えている、とても貴重な役割を果たしていた(その店が意図的にそうしたことをしていたかどうかは分からない意が)。

 

この居酒屋Aという存在を認めていくのが、前者の行為功利主義的な考え方であると言える。しかし、実際に現場で起こったことと言えば、「ルール違反なんて許せない」といった声が上がり、居酒屋Aでのアルバイトも禁止となった。「規則功利主義」が優勢となった。

居酒屋Aでのバイトを認めると、他の居酒屋が何故禁止なのか、といった整合性が取れなくなる、というのが理由だろう。

 

とても中途半端な書き方だが、とりあえず覚え書きとして。

 

 

あっち