高校教師の奮闘記録。

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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

「生の英語」を日本で勉強したい時におススメの動画2選

 

某予備校有名講師は、数年前のテレビCMでこう叫んでいましたよね。

 

英語なんてコトバなんだ、こんなのやれば誰だって出来る様になる!!  

 

 

と。

僕も、ある意味ではこの主張に賛成しています。コトバとは即ち、人がコミュニケーションを交わす為の手段なのですから、そこにはお互いに了解しているルール(文法,

単語、音声など)が存在しているのからです。ルールがある以上、それらを深く勉強すれば、何てことはないと思います。

 

 

これが例えば、僕が今「あ゛~~~~~~~!!!!」って叫んだのを、その意味が分かる人はいないですよね。何故なら、そこにルールは存在しないからです。

 

(語用論、意味論的に解釈出来るだろ!と反論するかもしれませんが、それとて明確に僕の言わんとすることをキャッチ出来ない筈です)

 

なので、2016年現在の受験英語なんかは、会話能力なんて求められてないので、しっかりと文法なり単語なりをマスターすれば、それなりの高得点を叩き出せる仕組みになっていると思います。

 

 

ただし、この会話力。

こればっかりは、英国や米国などの英語圏で長く生活していないと、ニュアンスの違いが分からない、という事が頻発します。

 

例えば、 I think that....  と、 I guess ...と、 I assume that... を、それぞれどの様な場面で使い分けたら良いか、なんて、ちょっと難しいと思います。こういうニュアンスの違いを自然と区別して話すことが出来る様になれば、Native speaker の様に話せるんだと思います。

 

 

そんな、英語のニュアンスの違いを分かりやすく解説して下さっているのが、

YOUTUBEの「バイリンガール」というチャンネルです。

 

www.youtube.com

 

 

↑これなんか結構興味深いですよね。 I'm sorryにも、実は色々な意味があるんですよ、という動画。

 

僕も彼女の動画をよく観ますが、さすがバイリンガルということなだけあって、発音は完璧ですし(アメリカ英語)、日本語での説明も上手です。こういう動画で勉強するのも、参考書で勉強するのと同じぐらい重要だと思います。

 

 

 

それから参考までに、

youtube上では、アメリカ本国の人が自分の生活をアップしている動画なんてのもゴロゴロ存在しますよね。非英語話者に向けた動画じゃないやつ。そういうのでも、十分英語の教材として利用することが出来ると思います。

 

 

例えば、最近僕が見つけた動画のひとつがこれ。

 

www.youtube.com

 

 

アメリカの女子高生の日常をアップしている動画。

英語の勉強にもなるし、アメリカの学校の様子も分かって面白い。

 

 

こういう動画で楽しみながら勉強するのも良いですよね。

 

 

また面白い動画を発見したら、ブログで紹介したいと思います。

 

 

ヒンディー語を勉強します。

 

あまりにもインドカレーが好き!

 

外国語が好き!

 

インドに強く心惹かれる

 

将来、インド、ネパール、バングラディッシュ、ミャンマー辺りを拠点に、横断的に仕事がしたい!

 

 

 

という理由から、ヒンディー語を勉強する事にしました。卒業まで時間もあるしね。

 

文字から勉強しようとしたら挫折すると思うから、順番としては

 

1 ヒンディー語の基本母音、子音を覚える

 

2 文法(コピュラ動詞文、5W1H文、命令文、仮定法等)を覚える

 

3 基本的な単語を覚える

 

4 文字も並行して覚えていく

 

っていうプロセスを踏んでいこうと思います。第二言語習得には様々な理論がありますが、大学で勉強した理論を軸にして、楽しみながら勉強していきます。

 

最終的なゴールとしては、ビジネスレベルを目指したいです。

1 ヒンディー語で自分の意見を相手に伝えることが出来、且つ相手の意見も理解することが出来る。

2 文法、単語面においても、場面に応じて適切に表現することが出来る。

 

そして、何といっても発音の綺麗さには拘りたいです。現在、複数の外国語を話せまずが、どの言語も発音が上手だと褒められる事が多いので、ヒンディー語でもそれを目指したいです。これは、まぁ外語大生としての矜持です。

 

ちなみに、ヒンディー語の文字はこんな感じです。

 

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いやー、発音記号を見る限り、有声有気音が存在しますね。これはかなり大変そう…

 

有声有気音とは、b,d,g音を有気化した音、とでも言いましょうか。「バ」を思いっきり息を強く出して発音する感じです。発音するのに結構疲れます。

 

 

外国語といったら英語だろ!

アルファベットが世界基準だろ!みたいな価値観の人は、一遍その考えを払拭した方が良いです。世の中には、このデーヴァナーガリーだけではなく、面白い形をした文字が多く存在し、それらを使う人々は、とても豊かな文化を持っています。

 

19世紀頃から英国が世界の覇権を握ったことにより、英国はその経済的影響力のみならず、「コトバ」の領域でも、世界中にその影響力を広めました。

 

インドも例外ではなく、かつては英国領インドであった影響もあり、古くから英語教育が発達していきました。現在でも、多くの子供が小さいころから英語を勉強しています。

 

 

しかし、彼らには、彼らの言語がある。我々はそれを無視し、「インドは英語が通じるから楽でいいや」なんて思ってはいけないと思います。

インドの事を現地の方々の目線で理解したいと思ったら、やっぱりコトバの習得は避けては通れないんじゃないかな。

 

ヒンディー語を駆使して、現地の方々とコトバを交わす自分にワクワクしながら、

勉強を開始したいと思います。

 

 

ちなみに当面の使用教材はこれ。

 

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このシリーズ、要点がまとまっていて本当に使いやすい。

このエクスプレスシリーズで、今までポルトガル語、ドイツ語、ビルマ語を勉強したけど、本当に覚えやすくて、しっかり話せるようになった。

この教材に全幅の信頼を寄せています。おススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

価値を生産し、提供するA層、与えられたものを消費するB層 イケハヤ氏の甘言に安易に乗るな

 

プロブロガーであるイケハヤ氏は、まだ東京で消耗してるの?という挑発的なタイトルで、田舎生活の素晴らしさを世に訴えている。「なんでこんなにも自由になれるのに、みんな前近代的なサラリーマンなんかに拘っているのかなー」と言わんばかりに。

 

今となっては、知らない人はいないPPAP。

 


PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)

 

彗星のごとく世に現れ、正直なにが面白いかよく分からない歌とダンスが世界的に大ヒットしている。

 

 

私は、今の時代人のタイプを3種類に分ける事が出来る、と考える。

その3つとは、

 

(1)価値を生産、提供し、利益を生むA層

 

(2)提供されたものを消費するだけのB層

 

(3)A層とB層、両方に属しているC層

 

大まかにこの3つの層に分けられる。これを図にすると、以下の様になる。

 

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比率としては、A層が圧倒的に少なく、B層が多い。A層が今の時代ネット上に蔓延っており、主にB層というターゲットに向けて、ブログを書いたりyoutube動画を作って、そこから利益を得ているのである。

 

 

A層の人々は、B層がただスマホで画面をタップし、毎日毎日「面白い記事はないかなー」「面白いyoutube動画ないかなー」と夜な夜な探し回っていることを知っている。

炎上したところで、B層の人々はネット上で些細な批判をするだけで、変わらず自身のブログを閲覧し続けてくれることを知っている。

 

そうやってA層は、与えられたものにしか反応しないB層が何を求めているのかを考え、生産し、提供する。結果として、大小の違いこそあるが、利益を手にしているのである。

 

注意してほしいのは、「自営業=A層」、「サラリーマン=B層」とは単純にならないことだ。

自営業の人だって、自己不安定な職業身分を肯定して欲しいが為に毎日何時間もネットサーフィンをしたりする人もいるだろうし、

 

サラリーマンだって、会社に属していながらもブログなり休日を使っての社会貢献活動で、十分A層と同じことをしている人だっている。

 

この構図を知って入れば、イケハヤ氏が一体どの層に向けて煽り続けているかが分かるはずだ。彼の提案する「はやく高知においで!」っていうのに、盲目的に従ってはいけない。

 

僕はね、サラリーマンが奴隷だとは少しも思わない。ちゃんとお勤めして毎日頑張っている人だって、社会的には目立たないかもしれないが十分価値のある存在だ。

 

理想としては、サラリーマンだとしても、C層になることだ。与えられたものを消費するばかりではなく、何かを世に向けて発信する癖をつけたほうが良い。

 

釣りが好きな人は釣りに関してでも良いし、政府の財政政策に興味がある人はそれでいい。B層として黙ったままでいたら、A層がふんぞり返ってとんでも話を投げつけてくる。

 

この社会に生きる誰もが、不当に、盲目的に、搾取されないために。

 

 

 

 

暇さえあればスマホを弄ってる社会なんて、面白いか?本当に皆が望んでる社会なのか??

 

 

 

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今や完全に、デジタルデバイスが人間の生活に組み込まれてしまった。

 

ほんの十数年前までは、youtubeの動画が子供たちの間で話題になることなんてなかった。大体の場合、男子の間では少年ジャンプやアニメ、テレビ番組の話題で盛り上がり、女子の場合は(おそらく)少女漫画やファッション誌で盛り上がっていたのだ。

 

友達と遊ぶ約束をするにしたって、筆者が小学生だった2000年代は、

①クラスの連絡網から友達の家の電話番号を調べ、

②固定電話から電話を掛ける。そして、

③大体の場合友達の母親が電話に出るから、「もしもし○○ですけど××君いますか」と決まり文句の様に良い、

④ここでようやく友達と話すことに成功するのである。

 

この流れが当たり前だった。確かに今のスマホが当たり前になった時代から振り返ってみると、やや面倒だと思うかもしれないが、当の子供たちはそれが当たり前だと思っていたし、何ら不便だと感じる事もなかった。電話による連絡の取り合いなんて、実際に会って遊んだり話したりすることに比べたら、単なる手段に過ぎなかったのである。それが今や、携帯(スマホ)に電話機能、メール機能に次いでインターネットサービスが普及したことから、誰もが「娯楽」としての使用が多くなった。

 

この携帯端末の多機能性は、一見便利な様に見えて、ネットリテラシーの低い若者にとって自分の時間を無意識のまま搾取されている諸悪の根源に過ぎないのである。ネットを使う、という行為を人間が選び取らなくてはならないのに、逆に暇さえあれば携帯を弄っている始末だ。本当は大して知りたいと思っていないのに、「人生 幸せになる方法」などとgoogle検索をして、上の方に引っかかった「幸せになる○つの習慣」などといったインスタントなHOW TO記事を読んで、即物的な満足感に浸っているのである。本当は、幸せになる方法なんて、そんな所に転がっていないのに。

 

 

都内で電車に乗っていて、ふと顔をあげて向かいに座っている人たちを見ると、7人掛けの座席に座っている人全員が一心不乱にスマホを背中を屈めて弄っている光景に、かなりの確率で遭遇する。そういう瞬間、なんかこうゾッとした気分になるのは僕だけだろうか。

 

もはや普通の状態がスマホを弄っている状態で、もし自分の目の前に立っている高齢者がいる様なら、まるでマニュアルの様にスッと立ち上がり、その場を後にする。その時、耳に突っ込んだイヤホンはそのままで、高齢者との些細なやり取りすらないのだ。

 

各駅に停まる度に、空いた座席はないかとスマホを弄りながら確認している。空いた席に座ろうとしている人がいれば、まるで自分は「別に自分は座りたくありませんでしたよ~」という素ぶりで、またスマホの画面に戻る。

 

 

たまにお爺ちゃんとかが、座席に座って手持ち無沙汰に車窓から外を眺めているけど、そういう事をしている人の方が、今では少数派であり、「何やってんのこの人」という白い眼を向けられてしまうのである。都内では、車内ではスマホチェックが最早スタンダードなのだ。

 

みんな、本当にスマホを弄りたくて弄ってるんですか?

LINEやtwitterばっかり見てて、そんなに人の事が気になりますか?

そんなにリアルタイムに相手の心情が知りたい?

 

 

便利だ、という事に対して、僕たちはその対価として何かを払っているという事を忘れてはいけない。

 

例えばコンビニであれば、駅構内や駅近にある利便性の対価に、少々高い値段が付いている。

 

LINEを使えば、即時に連絡が取れる代わりに、あなたの貴重な時間が対価として奪われている、という事実を、もっと意識を向けるべきだと思う。

 

某予備校の有名講師である西きょうじ先生の言葉を借りると、

 

「踊らされるな、自ら踊れ」

 

ということだ。もっと主体性を持たなくては、この先ずっと時間を(つまり自分の人生を)搾取されるだけだ。

 

 

 

参考までに、政府が発表した携帯端末の保有率です。

 

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これを見ると、携帯契約数は約1億6000万台あり、もはや国民1人1台以上の計算になりますね。

 

 

 

 

 

 

就職活動を振り返って① 大手企業数社から内々定を頂けた就職活動

 

17年卒の就職活動に、2016年3月に日本に帰国してから、約3か月間就職活動をして、結果としてタイトルの様に数多くの大企業から内定を頂いた。もともとメーカー希望だったので、商社は途中で面接を辞退した。

 

 

僕は冬季インターンシップにも全く参加してないし、TOEICは700後半と、そこまで高くもない点数だ。にも関わらず、どうして大企業から内定を頂くことが出来たのか。そんなことを複数回に渡って書いていけたらなと思う。

 

 

参考までに、僕の就職活動を結果だけ簡単に振り返って見たいと思う。

 

メーカー

 

パナソニック 内定

トヨタ 内定

住商機電貿易 内定

TOTO webテスト落ち

・クボタ 面接辞退

ダイキン ES落ち

 

インフラ系

 

・JFCエンジニアリング ES落ち

 

商社

 

三菱商事 2次面接辞退

住友商事 2次(だったかな?)面接辞退

 

こんな感じだった。

手ごたえとしては、ESが通って面接まで行けば、大体は内定を頂いていたので、面接にはめっぽう強かったなとは思う。逆に、3月上旬に帰国してからwebテスト対策をしていたので、あまり良い結果が出ず、テストで切られていたこともあった。就活中で一番苦しんだのが、webテストだった。

 

 

今振り返って、もっと沢山の企業を受けていても良かったなぁと感じる。

理由は、やっぱり就活を通して各企業の社員と会えて純粋に「楽しかった」からだ。別に物がなくなって人生生きていけるという考えを持っていた僕にとって、メーカー企業の社員の方々が、どういう理念や想いを持って、その製品や商品を売っているのか、作っているのかを聞くのは、自分の見聞を広めるのにも役に立ったし、自分の知らない世界を垣間見ることが出来た。

 

これから社会人になったら、好きな企業を応援したいので投資もやっていきたいと思っているが、この就職活動中に出会ってファンになった企業も多数ある。この様に、将来的な目線で見ても、就活中に様々な企業を見ておくのは、実に理にかなっている将来への投資行為だなと、振り返って感じる。

 

 

企業から内定を頂くのに、巷に溢れているHOW TO本なんて読む必要はない。

むしろ、それらは百害あって一利なしだ。就活性を「型」にはめ込んでしまう原因になっていると思う。それらを読んで自信を武装している気になっている就活生は、5,6分立ち話でもすれば素人の僕にも分かる。そして、そういう就活生の話すことは実に詰まらない。自分の言葉で、自分の想いを込めて喋ってないから、口から出た言葉が僕の胸に入って来ずに、明後日の方向にフワフワと飛んで行ってしまう。嗚呼、この人たちには負けないだろうなあって、就活生と話しながら僕は心に思っていた。

 

んで、結果僕は内定を頂けたのだから、あの時僕が思っていたことは間違ってなかったんだなと思う。

 

まず就活する際に、前提条件として、「自分の言葉」で普段から物事を話さない人は、総じて話していて面白くないね。そういう人は魅力に欠けるので、当然面接の場でも見抜かれてしまう。

 

切って貼った程度の言葉ではなく、情熱を持って話すようにしましょう。

 

あなたは、事実や自身の経験を淡々と語る人と、多少荒っぽさがあるけど、面白そうに他人を巻き込みながら話す人、どちらに魅力を感じますか。要はそういう事です。