タイトルなし
私、という物体は、この世界を映し出すフィルターだ。
薄っぺらくて、よれよれの、だらしないフィルターだ。
フィルターを通す前は、良いも悪いも、好きも嫌いもない。
フィルターである私が、それらを判断し、恣意的にろ過する。
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右に流れ、左に流れ。時には立ち止まって。
流されるままに移動するだけ。
私、という物体は、この世界を映し出すフィルターだ。
薄っぺらくて、よれよれの、だらしないフィルターだ。
フィルターを通す前は、良いも悪いも、好きも嫌いもない。
フィルターである私が、それらを判断し、恣意的にろ過する。
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右に流れ、左に流れ。時には立ち止まって。
流されるままに移動するだけ。