高校教師の奮闘記録。

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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

人は誰しも、『業(ごう)』を背負って生きている。

 

人は誰しも、『業(ごう)』を背負って生きている。

 

『業(ごう)』とは、辞書的に言えば、前世の善悪の行為によって現世で受ける報いの事を指す。


幸せそうに生きている人であれ、悩みが無さそうに見える人であれ、いつも笑顔の絶えない人であれ、誰しもが、その人の人生において、苦しまなければならない。何が苦しみとなるかは、人それぞれなのが面白いところだ。

<業(ごう)から見た人の段階分け>

 

)自分にとっての業(ごう)が何かを正しく把握し、それを乗り越えた人

→真摯に自分と向き合い、その人の人生の課題を乗り越えた人。大抵の場合、「自分の在りたい姿」になれている。生(せい)が輝いている。
周りに左右されなくなる。人生全体を貫く「テーマ」を見出し、生き生きと毎日を過ごしている。


自分にとっての業(ごう)に悶え苦しんでいる人
→「欲」に支配されている状態。「欲」とは、物質欲や、自己顕示欲など。
物事を正しく見聞き出来ない状態。他人からのアドバイスも、「自分フィルター」を通してしか聞かない為、都合の良い情報だけを聞き、集め、解釈している。

例)学歴コンプレックスを引きずっており、世の中の人々や仕事を、学歴を通してしか評価出来ない

症状:学歴は数多ある物差しの内のたった一つに過ぎないのに、それに拘るあまり、その人の世界観が大きく歪んでしまっている。

治療方法:「高学歴になること」が治療になるのではない。
自分の学歴を、素直に受け入れることが、最大の処方箋となる。

 

 

自分の業(ごう)に、気が付いていない人。

→未成年~20代前半であれば、致し方ない。
 20代後半の人は、殆ど救いようがない気がする。

自分が向き合うべき業(ごう)の存在に気付かず、自分の人生を嘆き、一生を終える。
そればかりか、周りの人に「負のエネルギー」をまき散らし、迷惑を掛ける。

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成功するためには、豪(ごう)を乗り越えなければならない。

業(ごう)を嘆いてばかりでは、何も大成しない。何も身に付かない。何も進まない。


自戒を込めて。