高校教師の奮闘記録。

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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

足下のゴミ一つ拾えぬものに、何が出来るというのだろう。

 

ロシア・ウクライナ問題の様な、「自分に直接的な利害関係のない」、「分かりやすい善と悪の構図」に便乗して、ウクライナに平和を!と声高に叫ぶ、自称「オレは世界の事をよく理解している」系の町内会や、意識高い系の凡人。

 

アンタ達が意見を表明した所で、一体世の中の何が変わるというのか。
正義のヒーローになり切って、自分が気持ち良くなりたいだけじゃないのか。

声高に世界平和を叫ぶぐらいなら、数万円単位で募金でもしてみたらどうなのか。
コンビニで甘いスイーツなど買ってないで、支援物資の一つでも現地に送る努力をしてみたら良いじゃないか。

 

どいつもこいつも、遠い国の事ばっかり気にしてて、
肝心の自分の足元を見ようともしない。ホラ、そこに誰かが捨てたタバコの吸い殻が落ちてるよ。拾わないの?アナタが拾えば、街は綺麗になるよ。

 

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世間が、弛緩(しかん)し過ぎている。
誰も現実を直視しないで、都合の良い事はなぁなぁにして、その場凌ぎの「ご都合主義」で生きている。

 

「自分」が、こんなひどい目にあっているのは許せない。

「自分」は、ひどく傷ついた。謝って欲しい。

「自分」が嫌な思いをするだなんて、なんて劣悪な職場なんだ。

「自分」はやりたくないから、その意見には反対です。

 

自分、自分、自分……。
ナルシストを通り越して、偏屈な自己愛を大切に愛でている現代人たち。

 

授業中に、小さな手鏡を覗き込み、ずっと自分の顔と前髪ばかり気にしている女子生徒を見た時、恐ろしくなった。

 

 

アンタラみんな、何を思いながら生きてるんだ。
平気で不平不満をまき散らしながら仕事していて、一体何がしたくて仕事しているんだ。厚顔無恥もほどほどにしろ。

 

今あるのは、「権威主義への挑戦」でも、「常識の再構築」でも、「新しい資本主義」でも何でもない。

単に、世の中にゆとりが無くなっただけ。
人々の感情が劣化していってるだけだ。