高校教師の奮闘記録。

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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

身から出た錆

 

 

一部の生徒の間で、私が近々教員を辞めるという噂が出回っているらしい。

直接的に生徒に話した事はないが、3年間教え続けた生徒を前にして、皆が卒業していったらどうして良いか分からない、私も皆と一緒に卒業したい気持ちだ、と語ったのを、私が辞職するつもりだと解釈したらしい。

 

今日、突如として生徒から辞めるつもりなのですかと問われた際、完全否定する事は出来なかった。

オレもさ、皆と同じように、進路に悩んでいる一人なんだよって。代わりに伝えた。これは本心から出た。


人は、年齢に応じた悩みを抱えているものだと思う。

ただ、歳を重ねたからといって、高尚な悩みになる訳ではない。
大なり小なり、その人なりに一生懸命悩んで、格闘している。


今の私の悩みなど、人生の諸先輩から見たら、ちっぽけに見えるのだろう。

それでも私は、他人にとってちっぽけな事に、大いに悩みたいと思う。


ネットで調べてハウツーを学ぶよりは、
自分の頭で考えて、悩んで、また考えて、また悩んで、、。それを繰り返して、少しずつ答えを出して生きたい。

体を使って、手足を使って、頭を使って、そして、心を使って生きる。

それが、生きている醍醐味なのだから。