高校教師の奮闘記録。

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この場ぐらい、本音で語らせてくれ。

教え子と並んで…。

 

今日、日中に1時間程年休を取って、近くの美容室に髪を切りに行った。

数年前、予約せずにお店に突入したところ、案の定断れてしまって、それっきりになってしまっていた美容室だった。その時の店主さんの対応がとても親切で好印象だったので、数年越しに、今度は予約して、車で赴いた訳だ。

他愛もない話から、私が教員であることを伝えると、なんとあと数分後にうちの生徒が来るという。2時間後には、先ほど2者面談を終えたばかりの自分のクラスの生徒も来るという。

あぁ、地元で教員をやるとは、こういう事なのだ。

そして、店主さんは、私に気を使い、「すみません、なるべく早く終わりにして、時間が被らない様にしますので…。」なんて言ってたけど、

「いえ、大丈夫です。うちの生徒がいても、全然気になりませんよ。」

 

と言える自分が、少し誇らしく思った。

結局、自分の生徒と肩を並べて、髪を切ることになった。
修学旅行は楽しかったな、とか、来週からの球技大会楽しみだな、なんて話をしながら。

なんというか、本当に幸せな気分になったよ。
学校を出た空間でも、こうやってお互いにコソコソしないで、気まずくもならないで話し合える関係を持てた事が、凄く嬉しい。


そう、私は教師。
地元に教え子がうじゃうじゃいたって、コソコソしたりしない。堂々と、自分から声を掛けていく。

胸を張っていくんだ。